高さ7.5cm口径2.5cmほど一例として、近くの空地で採集したトウダイグサを挿して撮影しました。瑞々しい緑が似合う花器と思います。今日採集したトウダイグサは小さいので可愛いだけですが、大きくなると切口からこれでもかと乳白色の汁を出してきます。大きなものを採取する時は、どうなってもいいハサミとティッシュ持参がオススメです。可愛いので好きだけど採集したのは久しぶりでした。素材は薄い金属で軽いです。銅かブリキか、そんなようなものに見えますが詳細不明。模様は絵具で描いているように見えます。ライオンの口から湧き出る泉から水を汲む女性と、鳥のようにも見える唐草模様？みたいな図案です。陶芸で［掻き落とし］という手法をやってみたかったのですが、先生が例に古代ギリシャの壺を挙げていたのでまずはこれを観察してみました。（この花器は掻き落としではないのですが…細い線を使った図案なので多少は、参考になったんだろうか。あまり普段見るテイストではないのでじっくり見れて良かったです。）［いけばな　ミニアチュール ］で検索していただくと、こういったミニサイズの花器にちょこっといけた小花を並べた作品がヒットするかと思います。大きな花を分解して、雄しべ、雌しべ、花弁、ガク、葉…など別の花器に挿して１つの作品として見せたり、面白い手法です。むしろちゃんといけばなをして見せるよりウケたりするので時々切なくなります（笑